庄内藩を江戸から支えた男に迫る!大山文化財を愛する会 定例講座
5月7日、大山文化財を愛する会の令和7年度第1回の定例講座が、盛況のうちに開催されました。講座には、44名の熱心な会員が大山コミセン会議室に集まりました。
講師には、鶴岡市郷土資料館館長補佐の今野章氏をお迎えし、「天保-嘉永年間の大山庄太夫」と題してご講演いただきました。今野氏は、庄内藩の江戸留守居役や御用人を務めた大山庄太夫の生涯や、激動の幕末に向けての時代における彼の役割について、豊富な資料と最新の研究を基に大変分かりやすく解説してくださいました。
参加者の皆さんは、故郷の歴史に深く関わった人物の知られざる活動について、熱心に耳を傾けていました。質疑応答の中では大山騒動にもふれられ、大山庄太夫という人物を通じて当時の藩政や江戸の社会情勢への理解を深める大変有意義な時間となりました。
この講座を通じて、地域の歴史や文化財への関心がさらに高まることが期待されます。大山文化財を愛する会では、今後も魅力的な講座を企画していきます。





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