小雨の中でも充実の学び!大山文化財を愛する会が山形方面現地研修を実施
2025年6月11日、大山文化財を愛する会による令和7年度現地研修1が山形方面で開催されました。当日は小雨が降るあいにくの天候でしたが、会員28名が参加し、予定通り充実した研修を行うことができました。
今回の研修テーマは「北の関ケ原慶長出羽合戦」で、上杉軍(西軍)と最上・伊達軍(東軍)の戦いについて学習しました。参加者たちは朝7時30分に大山コミセンを出発し、まず谷地城跡地を見学。戦国時代の城郭の遺構を実際に歩きながら、当時の戦略的重要性について理解を深めました。
続いて訪れた最上義光歴史館では、最上義光の生涯と業績について詳しく学習。特に下治右衛門が上杉から最上に移った経緯について、専門的な解説を受けることができました。小雨の中での見学でしたが、参加者の皆さんは熱心にガイドの説明に耳を傾けていました。
午後は山形県立博物館で「縄文の女神」をはじめとする貴重な文化財を見学。縄文時代にタイムスリップしたような体験ができ、参加者からは「実物を見ることで太古の歴史がより身近に感じられた」との声が聞かれました。最後に長谷堂城跡を訪れ、関ケ原の戦いと同時期に繰り広げられた東北の戦いの舞台を実感しました。
天候に恵まれなかったものの、充実した内容の研修となり、参加者の皆さんは満足そうな表情で大山コミセンに帰着しました。


















