令和4年度の定期総会が、4月9日(土)午後1時30分から大山コミセン大ホールで開催されました。
山口邦雄会長の開会挨拶のあと、来賓からのご挨拶をいただきました。
大山自治会会長 櫻井修治様
鶴岡市教育委員会社会教育課課長 沼沢紀恵様
鶴岡市文化財愛護協会副会長 三井薫様
このあと議事に入り、昨年度の事業報告と会計報告、今年度の事業計画と会計予算が、すべて承認されました。会員数は7名の退会者があったものの、9名の新規会員を迎え、昨年度より2名の増加で80名となっています。
総会後、記念講演を行いました。
今回は「鋳物師『伊藤助右衛門』の歩みと鋳物との係わり」と題して、鶴岡市矢馳にある伊藤鉄工株式会社の伊藤学社長に、講師をお願いしました。
製鉄の歴史から始まり、日本の鋳物の歴史や伊藤家との関わりについての詳しいお話でしたが、なんと伊藤家は平安時代の末期から、大山の地で鋳物師として事業を営んで来たと知って、大きな驚きです。
ちょうど今、大河ドラマの時代ですね。
鎌倉で頼朝が活躍している頃、伊藤家のご先祖は鋳物師を始めたのです。
このように由緒ある企業は、地元にたくさんあると思います。これもまた「文化財」として、継承していくべきと言えるでしょう。
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