15日(土)40周年記念事業として、昔の大山を語る「大山昔語り Ⅰ」を開催。大山コミセン大ホールに、62名の参加者を集めました。
語り部として佐藤憲二さん(昭和9年生まれ。大山小同窓会長。元大山町役場職員。元鶴岡市職員)を迎え、歴史的背景を振り返りながら、昔の大山について語っていただきました。
配られた資料には、過去の貴重な写真が数多く載せられており、これを眺めるだけでも昔をしのべます。
太平洋戦争前から戦後の復興までが、今回のお話の中心でしたが、特に印象に残ったのは、
・東京江戸川区から多くの疎開児童がやって来た。お寺などに泊めるのでなく、各家庭にホームステイの形で受け入れた。それで現在でも江戸川区との交流が続いている。
・昭和20年8月に米軍の戦闘機(グラマン)の編隊が庄内に飛来し、西郷小学校に機銃掃射していった。
・8月15日に鶴岡座に映画を見に行ったら、「今日は映画の上映はありません」と言われた。それから敗戦を知った。
などなど・・・
なんと機銃掃射とは驚きでした。
この続きは来年に「パートⅡ」として開催予定で、次は昔の行事や職業、子供の遊びなど、より暮らしに密着した内容になる予定です。
公開講座なので会員でない方も聴講できますから、興味のある方はぜひご参加ください。
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