大山の歴史と文化に触れる特別な一日 鶴岡市文化財愛護協会定例総会が盛大に開催
令和7年5月29日、大山コミュニティセンターにて鶴岡市文化財愛護協会の定例総会が開催され、各地区の愛護団体から60名ほどの参加者が集まりました。大山コミセンが新しくなったということもあり、大山文化財を愛する会が開催を担当し、地域の文化財愛護への熱意が感じられる充実した会となりました。
総会では令和6年度の事業報告や決算報告、令和7年度の事業計画などが審議され、文化財愛護への継続的な取り組みが確認されました。続いて行われた文化財愛護功労者表彰式では、長年にわたり文化財保護に貢献された2名の功績が称えられ、記念撮影も行われました。
移動して出羽ノ雪酒造資料館の見学会が実施され、参加者は丁寧な説明や貴重な展示品を通して地域の酒造りの歴史に触れることができました。その後の郷土史講座では、株式会社渡會本店の代表取締役社長である渡會俊仁氏が「大山酒ものがたり〜江戸から現代〜」をテーマに、わかりやすく解説されました。弥生時代の日本のコメの酒のはじまりから江戸時代から続く大山の酒造りの歴史や文化と日本酒ができるまでについて詳しく学ぶことができ、参加者にとって貴重な学びの機会となりました。
一日の締めくくりとして行われた懇親会には50名以上が参加し、和やかな雰囲気の中で文化財愛護への思いを共有しました。酒の大山の豊かな歴史と文化を再認識できた、大変有意義な総会となりました。










