令和5年度第3回定例講座「庄内信仰風土」

暑いと聞くのも耳にタコができるほど、毎日暑いですね。
8月2日(水)の猛暑の中、大山コミセンで今年度の第3回定例講座が開かれました。今回は庄内民俗学会会長の春山進氏を講師にお迎えし、「庄内信仰風土~よみがえりの始原」という講演です。
春山氏は酒田中央高や酒田西高の校長を歴任され、民俗学や郷土史などの分野で活躍されています。今年から当会の定例講座講師を、お願いすることになりました。
日本には稲作が定着した以降の時代は、稲の再生になぞらえて、「生まれ変わりの思想」が根付いていました。インドや中国よりも、先祖の霊を何年も丁寧に供養する慣習があり、祖霊はやがてカミになって、子孫を守護すると考えられました。
庄内には出羽三山がそれぞれ、過去、現在、未来を表すように、生まれ変わりを信仰する風土があるということ。そのために様々な民間行事が続いていることも、DVDの視聴も交えながら、分かりやすいお話を聞くことが出来ました。
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