令和5年度第4回定例講座「西目土砂災害から見える大山周辺の地質特性」

10月4日、本年度第4回の定例講座が、鶴岡市自然学習交流館ほとりあで開かれました。今回はほとりあの富樫均館長を講師に、「西目土砂災害から見える大山周辺の地質特性」という講演です。

昨年大晦日に、鶴岡市西目地区(大山の西南に当たる)で土砂崩れが発生し、二人がなくなる痛ましい災害が起こり、全国ニュースになりました。この災害を大山地区の地質から解き明かそうという、非常に興味深いお話でした。

庄内平野はいろいろな地層から成り立っていますが、高舘山の東側は大山層と呼ばれる、比較的新しく(といっても1600万から1700万年前)かつ風化してもろくなりやすい地層になります。

大山は山や湿地など、景観に恵まれていますが、一方ではこのような地形や地質の特徴を理解し、うまく付き合っていくのが大切なのでしょう。

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