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8月3日(水)、改築工事中の大山コミセンで、今年度の第3回定例講座が開かれました。
今回は湯田川・長福寺住職の川口昭俊氏を講師にお迎えし、
「六十里越え街道の今昔」についての講演です。
海沿いの庄内地方と内陸部を結ぶ「六十里越街道」は、今を遡ること1200年ほど昔の、奈良時代に開かれたと伝えられます。かつては鶴岡から山形に至る、険しい山岳道でした。
ちなみに江戸時代までの1里は約600メートル余りで、街道の全長は約39キロメートルなんだそうです。
内陸へのルートは明治に入ってから、車の通れる道路の整備が進み、六十里越え街道は使われなくなりました。1981年(昭和56年)に月山新道が開通して、内陸と庄内はぐっと身近になりました。
悠久の歴史に包まれた六十里越え街道は、今ではトレッキングコースとして楽しむことも出来、モデルコースも作られています。
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