9日(水)今年最後の定例講座が、大山コミセンで開かれました。
今回は庄内藩をテーマにしたシリーズの一環で、「大督寺文書にみる老中酒井忠寄」と題し、鶴岡市史編纂委員の本間勝喜氏に講演していただきました。
第5代藩主の忠寄公は、歴代藩主の中でただひとり老中を勤め、幕府の中で活躍した人物と見られるようです。しかし実態はどうだったのか?酒井家の菩提寺の大督寺に残された記録から、読み解いていきました。
実は忠寄公は老中に任ぜられる3年前の1746年(延享3年)、落馬によって足を痛めてしまったのです。
そのため1749年(寛延2年)に老中になった後も、たまにしか江戸城に登城できず、老中の打合せにも出られない状態でした。
それどころか足が悪いのを理由に、参勤交代もせずに許可を得て江戸屋敷に留まり、ほとんど国元にも、つまり庄内にも帰国しなかったということ。
そんなことで目立った活動もしないのに、16年間も老中に在職できたという、不思議な殿様です。
400年の歴史をひもとくと、いろんな事実があります。
これで今年の定例講座は、すべて無事に終了しました。皆様からのご支援ご協力、ありがとうございました。
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