歴史と民話のロマンを巡る旅!長井・南陽の現地研修で体感した置賜文化の奥深さ
朝8時、私たち29名の参加者は大山コミセン駐車場を大型バスで晴天のもと元気いっぱいに出発し、歴史と文化が息づく長井・南陽エリアへの現地研修に向かいました。最初の目的地は、最上川舟運の拠点として発展した呉服商の店舗兼住宅で、県指定有形文化財でもある旧丸大扇屋です。ここでは青木孝弘教授から、最上川舟運がもたらした物流や文化の歴史、そして街づくりの観点から捉えた貴重な解説をいただきました。さらに「文教の杜ながい」のガイドの方からは、約330年続いた商家文化や歴史ある建物内部の詳しい説明を受け、江戸時代から続く商家の趣に深く感銘を受けました。
お昼は地域の味覚を味わえる「はぎ苑」で美味しい昼食をいただき、食後はシームレスに隣接する「はぎ公園」を見学しました。園内には可憐なハギの花をはじめとする樹木が美しく植えられており、心地よい風を感じながらゆったりとした癒やしのひとときを過ごしました。
午後は「ながい黒獅子の里案内人」のガイドさん2名による丁寧なご案内のもと、長井總宮神社と金剛山遍照寺を見学しました。坂上田村麻呂創建と伝わる總宮神社では、武将・直江兼続の手植えと伝わる直江杉や地域に伝わる黒獅子舞のルーツについてお聞きし、長井の歴史と信仰の深さに触れることができました。続いて訪れた遍照寺では、真言密教の学問寺としての格調高い歴史や、昭和の大火を奇跡的に免れた重厚で美しい正面山門などを鑑賞し、地域の文化財の素晴らしさを実感しました。
歴史散策を楽しんだ後は「道の駅 川のみなと長井」へ立ち寄り、地元の特産品や魅力あふれるお土産の買い物をみんなで楽しみました。そして旅の締めくくりに訪れたのが、南陽市の「夕鶴の里・語り部の館」です。ここでは語り部の方から温かな置賜弁で「鶴の恩返し」ともう一話の民話を聞かせていただき、物語の情緒あふれる世界に深く引き込まれました。館内の展示やシアターでの映像鑑賞を楽しんだ後は、有志10名ほどで徒歩10分ほどの距離にあるゆかりの古刹「珍蔵寺」へも見学に向きました。
民話の原点が息づく珍蔵寺の静寂な境内に佇み、昔日の物語に思いを巡らせる豊かな時間を過ごしました。29名の参加者が一丸となって置賜地方の歴史、自然、文化の奥深さを五感で学び取った今回の研修は、心に残る素晴らしい一日となりました。




















































































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